オリックス・福良淳一監督（５５）が２６日、大分市内のホテルで「監督就任祝賀会」に出席。恩師・小玉孝監督（現別府大監督）から金言を授かった。

　会も終わりにさしかかったときに登壇した名伯楽。笑顔をたたえ、アドバイスした。

　「糸井は気ままにやらせた方がいい。長嶋さんのようにワイルドにやらせたらいい」

　福良監督が大分鉄道管理局所属のころ、補強選手として出場した都市対抗で大活躍し、プロの道が切り開かれた。呼んだのが、新日鉄大分の監督を務めていた小玉氏。１番・福良をはじめ３番までを補強選手で固める異例の打線でベスト８まで勝ち進んだ。

　これには福良監督も「そうします。自由気ままに、それが一番力が出る」と納得顔だった。