ヤクルト 阪神ドラ1高山包囲網
ヤクルトが、阪神のドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大=を徹底マークする方針であることが26日、分かった。阪神とドラフトで競合した末に“逃がした魚”を丸裸にする。
高山の振り分けは未定だが、ヤクルトは来春の阪神1軍キャンプ地、沖縄・宜野座に2月2日からスコアラーを派遣する予定。阪神担当の西沢スコアラーは「キャンプ、オープン戦とずっと見ます」と、虎の大物ルーキーに密着する考えを示した。
1位指名したように、ヤクルトは高山を高く評価していた。「うちのスカウトが見ているでしょうから」と西沢スコアラー。球団スカウトが撮影した明大時代の映像も利用して、特徴や対応力などを徹底的に分析する意向だ。
今季は14年ぶりのリーグ制覇を果たしたが、来季も阪神はライバルになる。それだけに虎の新戦力の実力は早めに把握しておきたい。用意周到に準備を整え連覇に挑む。