オリT岡田「僕が4番」助っ人に負けん
オリックス・T-岡田外野手(27)が27日、福良監督の4番外国人構想に待ったをかけた。「その外国人より打てば僕が4番でしょう。そのために練習するだけです」と力強く言い切った。
指揮官は「4番は外国人の3人の中の誰かに固定したい」と、移籍2年目のブランコ、新入団のボグセビック、モレノを4番候補に絞っている。これに“猛反発”したのがT-岡田だ。かつてのキングは簡単に主砲の座を明け渡すつもりはない。「実戦で結果を残していかないといけない立場ですけど、野手の生え抜きでは一番長くなった。自分がチームを引っ張っていきたい」。坂口がヤクルトへ移籍。来季で11年目を迎える男は自覚十分だ。
この日も朝8時から青濤館で体を動かし、ティー打撃を1時間以上も打ち続けた。今後も正月以外は体を動かし続けるつもり。
「自信があるわけじゃない。不安はあるけれど、それを消すために練習するだけ。開幕を4番で迎えられるように」
指揮官を困らせるくらいにキャンプから打ちまくる。