楽天オコエ「イチゴ大使」就任プラン
楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一=に、本拠地・宮城県のイチゴ産地である亘理(わたり)町が「イチゴ大使」任命を検討していることが5日、明らかになった。オコエの好きな食べ物はイチゴで、プロフィルに書くほどの大好物。それを知った同町から、ラブコールが送られた。
注目ルーキーに、早くも“大役就任プラン”が持ち上がった。亘理町は、オコエがこよなく愛するイチゴの東北一の名産地。同町関係者は「好きな食べ物に挙げていただき、地元の球団に入るというのは大変うれしい。いずれ『イチゴ大使』としてPRしていただければ」と熱望した。
5年前の東日本大震災で、亘理町内のイチゴ農家の約9割が経営困難に。現在は6~7割まで復活しているというが、大使として復興のシンボルを担うことも期待される。品種名は「もういっこ」で、関係者は「野球でも『もう1本』に引っ掛けてほしいです」と願った。6日に入寮するオコエに東北から熱い視線が注がれている。