オリックス東明、信長パワーでフル回転

 オリックス・東明大貴投手(26)は6日、年末年始に故郷岐阜にある織田信長ゆかりの山城、岐阜城を走破したことを明かした。地元では有名なパワースポットで「ケガなく1年頑張ります」と祈りをささげ、今季の活躍を誓った。

 そこは戦国時代に斎藤道三、織田信長が活躍した歴史的な舞台。大学生のころからきつい階段が延々と続くこの山を走るのが、正月の恒例行事。昨年も走り、祈りをささげるとプロ入り初の10勝という好成績につながった。今年も兄、姉と3人で走りきった。

 「まだ1年だけ。投げる場所を確立していきたい」と控えめに目標を掲げた。この日は大阪市消防出初め式に出席。「呼ばれなくなったら終わり」と謙虚な姿勢を崩さぬ右腕が信長公のパワーを背にローテを守りきる。

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