楽天オコエ“神対応”を絶賛された!

 日本野球機構(NPB)は12日、都内で「2016年新人選手研修会」を実施し、12球団の新人116選手が参加した。「話し方、インタビューへの対応」では楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一=が、講師から絶賛の“神対応”を見せた。昨年10月の巨人選手による野球賭博問題を受け、有害行為についての講習が追加された。

 ベタ褒めだった。恒例のマスコミ対応講座で模擬インタビューに応じたオコエは、講師の元ニッポン放送アナウンサーの深沢弘氏(80)から表情良し、声良し、キャラクター良しの“3冠”の評価を与えられた。

 「プロの世界で生きていくために何が必要だと思いますか」と問われ、「第一にケガをしないことと、自分の長所や武器を持ってアピールしていくことが大事だと思います」とハツラツと返答。深沢氏から「表情が豊か。声もきちんと聞こえる。(壇上に)出てきた瞬間からニコニコしていて、緊張していなかった。大したもんだ」と大絶賛された。

存在感示した

 かつて王貞治や長嶋茂雄らを取材してきた深沢氏は「今までにいないような子」とオコエに新たなスター像を見た。「自分の持っている夢をきちんと言う。大リーグを目指しているとか、日本のプロ野球をやる前に大きなことを言っても反感を持たれない。人柄の良さと明るさによるものだろう」と、その存在感に感心した。

 「自分は高校時代の米沢監督に言われて、謙虚にいくというのを大事にしている」と心得を明かしたオコエ。培われた“神対応”を、プロの世界でも体現していくつもりだ。

 山本昌氏の講演では熱心にメモを取り、ロッテ・平沢らとは旧交を温めた。「ここにいるみんながライバルになると思うので、しっかり戦っていきたい」と誓いを新たにした。

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