西武・秋山“控えめ”な自主トレ公開
西武の秋山翔吾外野手(27)が13日、西武第二球場でライバルのソフトバンク柳田とは対照的な“控えめ”な自主トレを公開した。「数字の目標は自分の考えに合わない。一本一本の積み重ねを続けたい」と話した。
グアムで肉体美と高い目標を披露した柳田とはあまりに正反対だ。気温3度の所沢で約4時間、マシン打撃などで汗を流した。見た目に加え、言葉も対照的。柳田は40本塁打40盗塁の目標を公言するが「言った方がいいという思いもあるが、僕にはまだ難しい」。数字を過剰に意識して、調子を崩す性格は自己分析済みだ。
昨季柳田との争いの末に逃した首位打者のタイトル。生真面目なヒットマンは「お互いケガなくプレーし、最終的にそうなっていれば一番」と静かに闘志を燃やした。