ヤクルトのドラ5山崎 走力は山田級
ヤクルトの新人合同自主トレが14日、埼玉県戸田市内で行われ、ドラフト5位・山崎晃大朗外野手(22)=日大=が自慢の俊足を披露した。
30メートル走の計測で、173センチの小柄な体をフル回転させた。3秒94でトップ。新人6選手の中、唯一の3秒台を記録した。これまでのチームトップタイムは、昨季トリプルスリーを達成した山田の3秒80。新人合同自主トレを担当する橘内トレーナーは「伸びしろとしてはある」と、山田級の活躍に期待を込めた。
「体が絞れてくれば(3秒80は)出ると思う」と山崎。日大の先輩・真中監督の現役時代と同じ背番号31を背負う“真中2世”の最大の武器は、50メートル走5秒9の俊足。1軍スタートが濃厚な春季キャンプでも脚力をアピールする。