巨人・菅野が雪中トレ 温度差なんの
巨人・菅野智之投手(26)が18日、大雪が積もった川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行った。16日に米国・ハワイから帰国。気温差30度以上の厳しい環境だったが「雪だろうが何だろうが、今日は練習すると決めていたので。一番はコンディションを保つこと」と、約3時間のトレーニングに励んだ。
意気込みの表れだった。未明から降り続いた雪のため、球場周辺では通行止めとなる道路もあった。多くの選手が練習を断念。だが、菅野は「いつもより時間はかかったけど、何とかたどり着いた」と午前中から姿を見せると、静まり返った室内練習場でキャッチボールを行った。
ハワイで計画的に肩を仕上げ、手応えをつかんで帰国した。それだけに、一日も無駄にはできないという思いが強い。「これからブルペンにも入ろうと思う。守りに入らず、進化できるところはやっていきたい」。昨季はプロ3年目で初めてV逸。エースが雪辱に燃えている。