西武・森、秋山化で打率3割目指す
西武・森友哉捕手(20)が19日、埼玉県所沢市の西武第二球場で自主トレを公開し、今季の目標として自身初の打率3割達成を誓った。「3割を目指したい。長打よりも、打率を強く意識するシーズンにしたい」。西武では1年目の1986年に打率・304をマークした清原和博氏以来となる、高卒3年以内の大台到達を狙う。
目標に向け、昨季シーズン216安打のプロ野球新記録を樹立した、秋山のスタイルを参考にする。特にフルカウントと追い込まれてから、打率・365の高打率を残した部分に着目。森は同状況で・250だった。
「フルスイングのスタイルは変えないが、秋山さんのようにチームのため、しっかり球に食らいつける技術も身につけたい。それができれば率も伸びると思う」。昨季は474打数136安打で打率・287。ヒットを7本上積みすれば、大台到達だった。フルカウント後の“秋山化”で、大台突破を果たす考えだ。