ロッテのドラフト１位・平沢大河内野手（１８）＝仙台育英＝が２１日、浦和球場での打撃練習中、右側カブスと契約合意したとツイッターで表明した投球を受けて、病院で精密検査を受けた。幸い、骨には異常がなく「右側頭部打撲」と診断された。

　この日は新人合同自主トレ最終クールの初日。平沢は室内練習場で打撃練習を行ったが、打撃投手が制球ミスした球が右側頭部を襲った。

　そのまま打席にうずくまった平沢に、球団関係者数人が慌てて駆け寄った。現場は一時騒然となった。その後、自分で立ち上がり、平衡感覚を確認した。

　ヘルメットはかぶっておらず、球団関係者が用意しようとした矢先だった。

　精密検査を終えた平沢は「全然普通です。自分の経験では全く初めてです。ヘルメットをかぶらなかったのは自分のミス」と話した。さらに「触ればちょっと痛い。これもいい経験として練習していけばいい」と“前向き”に捉えていた。２２日は通常通りに練習を行う。