G岡本 寡黙から変身「先輩に聞きます」
巨人・岡本和真内野手(19)が23日、寡黙な男からイメチェンし、春季キャンプで先輩に“質問攻め”することを誓った。どちらかと言えば寡黙なイメージのある将来の大砲候補だが「疑問が少しでもあれば、先輩方に質問させていただければ」と積極的に助言を求める考えだ。
2年目を迎えた今季は、1月初旬から坂本、長野らとグアムで自主トレを実施。スローイングなど多くを学んだ。キャンプではさらに多くのレギュラークラスの先輩と行動を共にするだけに、「聞きに行かないと教えていただけるものではない」と受け身の姿勢を捨てる。
今オフの台湾でのウインターリーグでは19試合で打率・388と好成績をマークし、初の1軍キャンプの切符を手にした。このチャンスを逃す気は毛頭ない。「違う環境で緊張感も違う。少しでもプラスになるように」と表情を引き締めた。
この日は今年初めてジャイアンツ球場で自主トレを行い、グアムに続いて坂本に指導を受けながら守備練習などで汗を流した。その坂本は聞かれれば教えるが、「キャンプに入ったら、自分で考えてやるのが一番うまくなる近道」ともアドバイス。岡本は見て考え、そして聞いて、飛躍のヒントをつかみに行く。