琴奨菊に学べ!巨人でルーティン講座
巨人・内田順三打撃コーチ(68)が26日、春季キャンプで「ルーティン講座」を開講する考えを示した。貧打解消の手段として「みなが『打てなかったらどうしよう』と、ネガティブな気持ちで打席に入っているようではダメだよね。五郎丸のようにルーティンを確立することも大事。ミーティングなりで言うつもり」と話した。
昨季は打線が低迷。阿部が得点圏打率・225、村田が同・171と苦しむなど、勝負弱さも露呈した。好機でいかに平常心を保つか。ヒントはラグビー日本代表・五郎丸歩の「五郎丸ポーズ」や、大相撲の大関琴奨菊が行う「琴バウアー」などのルーティンだ。
内田コーチは「打席に入る前、イチローだって屈伸したり、いろいろしているでしょ。キャンプからのイメージづくりが大事。ポジティブな気持ちでシーズンに入れるように」と言葉に力を込める。V奪回には強打復活が必須条件。技術を磨くだけでなく、心の準備も整えていく。