西武ドラ1多和田 スロー調整返上覚悟
西武のドラフト1位・多和田真三郎投手(22)=富士大=が27日、球団のスロー調整プランを返上する覚悟を示した。西武第二球場での新人合同自主トレを打ち上げ、「一日でも早く1軍で投げたい」と気合を入れた。
球団は昨年5月に右肩を痛めたことを考慮。6月中の1軍登板を目指すプランを立てていたが、25日に約8カ月ぶりに入ったブルペンでも順調な回復を証明。多和田も「肩はほとんど治っている」と強調した。
キャンプはB班(2軍)スタートが決まっているが、今後の調整次第では1軍昇格が早まる可能性は十分にある。体重は入寮前の82キロから3キロ減の79キロ。プロ仕様の体も仕上がりつつあり「行け、と言われた時期に投げられるようにする」と言い切った。