楽天オコエ“足元”から一流狙う
新人合同自主トレを打ち上げた楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一=が28日、ユニホームの着用について、高校時代のクラシックスタイルからの卒業を熱望していることを明かした。キャンプインの2月1日からいよいよユニホーム姿となるが、憧れの形を口にした。
「先輩たちに聞いてからになりますが、できれば(裾を)伸ばしてはきたいですね」。
高校野球はストッキングを見せるのが主流。「韋駄天(いだてん)スタイル」とも言われ、プロでも巨人・鈴木など俊足選手に多い。快足のオコエもイメージに合致するが「高校時代のユニホーム姿、自分はあんまり似合わない気がするんですよ。足が長いというのもあるし、下ろした方がかっこいいかなと思って」と持論を明かした。
さっそうとしたプレースタイルでも、過去には元日本ハム・新庄氏らがロングパンツを愛用した。ユニホームの着方についてのチーム規定は、1軍選手に関しては個人で決められるが、2軍選手は全員がクラシックスタイルを義務づけられている。ニュースタイル挑戦には、必然的に1軍に帯同することが条件となる。プロ野球選手の顔ともいえるユニホーム。活躍してオコエ流を貫く。