オリ・ブランコ5キロ減量で決意の来日
オリックスのトニ・ブランコ内野手(35)が28日、体重を5キロ減量し、決意の来日だ。
ドミニカで自主トレをしてきたという助っ人は現在の体重を「115、6キロ。去年は走り込んでいたが、今年はウエートトレで絞ってきた」と自信をみなぎらせた。
昨季は主砲と期待されながらも股関節、右内転筋など下半身の故障に悩まされ、わずか52試合の出場で、打率.194、9本塁打と来日7年目で最低の成績に終わった。
2年契約の2年目。西名球団社長からは「活躍できなければ選手生命はなくなると思ってやってもらいたい」と最後通告も突きつけられている。ボグセビック、モレルと2人の助っ人野手も加わった。後がないブランコは「チーム状況は理解している。ポジションを与えられるとも思っていない」と悲壮感を漂わせた。
「もう、私の目は未来に向かっている。健康な状態で開幕を迎え、シーズンを終えたい」と勝負の年への意気込みを口にした。