ソフト松坂 手術した右肩は順調に回復
「ソフトバンク春季キャンプ」(1日、宮崎)
ソフトバンク・松坂大輔投手(35)が1日、捕手を座らせた本格的な投球練習を行った。昨年の初日は非公開でブルペンに入ったが、右肩手術からの復活を目指す今季は堂々と60球を披露。状態の良さをうかがわせた。
捕手が立った状態で10球、さらに座らせて50球を投げた。「初日にしてはいい。(状態は)7割程度。肩の感覚を確かめながらフォームも気をつけた」。右肩の順調な回復は、コメントの端々に表れていた。
「12分間走」では同学年の和田と競い合い、練習の合間にはチームメートと談笑した。室内練習場ではBGMに乗ってリズミカルに体を動かすなど、移籍2年目のキャンプ初日は明るい表情が目立った。「1日空けて、明後日投げたい」と笑顔を見せた松坂。今年は違う。剛腕の完全復活に期待が高まってきた。