昨年初日離脱の西武・岸 無事に50球
「西武春季キャンプ」(1日、南郷)
西武・岸孝之投手(31)が“1日の悪夢”を払拭(ふっしょく)した。宮崎・南郷キャンプ初日の1日、ブルペンで捕手を立たせて50球。昨年は初日に背中の違和感で離脱し、その後も左脇腹を痛め開幕投手を辞退するなど散々だった。それだけに「昨年は何をやっているんだろう、という気持ちだった。無事に終われてよかった」と笑顔を見せた。
「みんなに『気を付けろよ』と言われてたんですよ」。報道陣を笑わせる余裕があるほど、今年の状態は良好だ。海外自主トレでのウエートトレーニングなどで仕上がり万全。「バランスよく投げられた」と手応えを口にした。
狙うは2年ぶりの開幕投手だ。「目指していきたい」。チームの大黒柱として着々と準備を進めていく。