西武おかわりスタンドティー74振り38発
「西武春季キャンプ」(2日、南郷)
西武の中村剛也内野手(32)が、キャンプ序盤では異例の“おかわり特打”で球界屈指の技術力を見せつけた。本塁付近から左翼ポール方向へのロングティーで、74スイング中38本の柵越え。「まあまあですね」と、自身初の3年連続7度目の本塁打王に向け状態の良さを示した。
スタンドティーに球を置き、静止した状態から柵越えさせる高難度のショー。潮崎ヘッド兼投手コーチも「よくあれだけ飛ばせるな」と高い技術に感嘆の声を上げた。
フリー打撃でも40スイング中8発。「狙ってましたよ」。居残り練習を行うのは珍しい。今年は既に1月から自主トレでマシン打撃。体調が万全な証拠だ。