元阪神上園氏 野球学校で「恩返し」
阪神や楽天でプレーし、現役を引退した上園啓史氏(31)が「関メディベースボール学院野球選手科、中等部統括投手アドバイザー」に就任することが5日、分かった。プロの世界で学んだことを、未来ある野球少年の育成に役立てていく。
「野球に携われることに喜びを感じています」と上園。昨年末から豪州のウインターリーグに参加。そこで正式に現役を引退することになった。会社員として働いていく中で、野球との関わりは変わらず持ち続ける。
「恩返しができるように、時間の許す限り子供たちと接していきたいです」
阪神では新人王にも輝くなど、9年間プロ野球に身を投じた経験は貴重なもの。今後は後進の育成に力を注いでいく。