中日新助っ人、怪力ビシエド場外弾
「中日春季キャンプ」(7日、北谷)
中日の新外国人、ダヤン・ビシエド外野手(26)が7日、フリー打撃で大野雄大投手(27)を打ち砕いた。21スイングで場外弾1発を含む柵越え6発を放った。
フェンスと外野芝生席を越えていった。その奥にある高さ18メートルの防球ネットさえも、ビシエドのパワーの前には役目を果たせなかった。打球が落ちたのは、隣接するソフトボール場手前の芝生広場。「とっても感覚がよかった。ボールがよく見えていたし、しっかり捉えられていた」と振り返った。
怪力自慢の新外国人の力量を知るには、大野はうってつけのパワーピッチャーだった。大野は「とにかく打球が速かった」と頼もしげに振り返った。
早くも4番当確。ビシエドが打たねば、昇竜もない。