ハム大谷メジャー大視察団に魅せる!

 「日本ハム春季キャンプ」(9日、ピオリア)

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が9日(日本時間10日)、メジャー関係者の視察を歓迎した。10日(同11日)の韓国・ロッテ戦で今季初登板するが、その姿を見ようとメジャー関係者が多数来場するのは必至。メジャーの視察を「嫌じゃない」と歓迎する右腕は、直球主体の投球で相手をねじ伏せることを誓った。

 今季初登板はメジャーも注目する“米国デビュー戦”。大谷は「もちろん、点をやらないで、やる以上は抑えるつもり。今できる最高のピッチングをしたい」と結果にこだわることを誓った。

 人生初めての米国でのキャンプは、投打で充実した練習ができていると自負する。この日も最高気温29度の晴天の中、シャトルラン、フリー打撃で投打の練習をこなし、「いい調整ができている。それを形にしたい」と力を込めた。

 韓国・ロッテ打線には自慢の直球でグイグイ押す覚悟だ。昨年末の「プレミア12」では韓国打線に最速161キロの直球を投じ、2試合で計13回を無失点。当時の代表メンバーもいるロッテ打線に対し「真っすぐを狙ってくる中で、どういう形で押し切るか」と力勝負で挑むつもりだ。

 その姿を見ようとメジャー13球団以上の関係者が来場する可能性がある。周囲は騒々しくなるが、メジャー志向の強い大谷には大きなモチベーションにもなる。憧れの米球界から投球が注目されることについて「この職業をやっていたら嫌じゃない」と、大谷らしい独特の言い回しで歓迎した。シーズン開幕はもちろん、将来の夢に弾みをつける投球をする。

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