西武・雄星 いきなり151キロ出た
「西武春季キャンプ」(12日、南郷)
西武・菊池雄星投手(24)が12日、今季初めて実戦形式のシート打撃に登板し、最速151キロを計測した。打者11人に対し、被安打2の2四球だった。
最速157キロの菊池が2月に150キロ超えしたのはプロ7年目で初。開幕投手の有力候補はエース岸だが、菊池の仕上がりの良さに田辺監督も「うれしくなった」と笑顔。視察に訪れていた後藤オーナーも「先月にトークショーで15勝と言っていたし、大いに期待したい」と喜んだ。
開幕3連戦の相手、オリックス・川畑スコアラーからは「球も力があり手ごわい」と警戒されたが、菊池本人は冷静。この日は投球練習中に審判から二段モーションを注意されたこともあり「修正しフォームを固めていかないと」と話した。