燕ドラ1原樹理 開幕ローテに名乗り
「ヤクルト春季キャンプ」(12日、浦添)
ヤクルトのドラフト1位・原樹理投手(22)=東洋大=が12日、初めて打撃投手を務め、プロの打者と対戦。西浦、荒木を相手に計43球投げ、安打性の当たりはわずか3本。他球団スコアラーをうならせ、先発ローテ争いに名乗りを上げた。
最速は137キロ。西浦にはキレのある真っすぐで2球見逃しのストライク。そして「カットやシュートで芯を外して打ち損じさせる」持ち味を発揮し、カットボールでバットをへし折った。
中日・善村スコアラーは「ブルペンよりずっといい。コントロールが一番。開幕ローテの可能性はある」と話し、阪神・嶋田スコアラーは「あのシュートは邪魔になりそう」と警戒した。16日も打撃投手を務め、21日の阪神とのオープン戦に先発する予定だ。