ロッテドラ1平沢 ホロ苦デビュー
「練習試合、ロッテ4-1ラミゴ」(13日、石垣市営)
ロッテのドラフト1位・平沢大河内野手(18)=仙台育英=が13日、台湾・ラミゴとの練習試合に「8番・遊撃」でスタメン出場したが、3打数無安打のホロ苦デビューとなった。
七回だ。3点を取って、なお無死満塁。平沢が打席に向かった。第1打席は空振り三振、2打席目は中飛だっただけに、球場全体が期待感に包まれた。だが、結果は内角球を投ゴロ。三塁走者が本塁で封殺され、一塁に残った平沢は思わず天を仰いだ。
「そんなに甘くはないですね。もっと練習する必要がある」と話したが、一方で7度の守備機会は無難にこなした。伊東監督は「打つのは慣れ。守りはいいものがある。もう1回使っても面白い」と14日の同戦でのスタメン出場を示唆した。
フル出場した平沢は「この経験を生かしたい。今日が一番きつかった」と振り返ったが、失敗を成功に変えられる力を首脳陣は認めている。