西武・光成 四回に暗転…まさか7失点
「西武紅白戦、紅組8-2白組」(14日、南郷)
晴れのち土砂降り…。西武の高橋光成投手(19)が、先発した今季チーム初の紅白戦で突如崩れた。三回までは4三振を奪い無安打無失点と好投したが、四回にまさかの7失点。「結果を残さなければいけない状況で、ゼロに抑えたかったけど…」と悔しがった。
風速10メートル超の強風が吹き荒れる悪条件の中で迎えた四回。先頭の斉藤に捉えられた打球は、風に乗り左翼席に飛び込んだ。「気持ちを切り替えることができなかった」。若き右腕の心は揺れた。
不運も重なった。四回は味方の失策も絡み、大量失点につながった。田辺監督は「斉藤に反対方向に打たれてリズムが崩れたのかな。切り替えの部分だね」と心の強さを求める。次戦はチーム対外試合初戦となる20日の韓国・ロッテ戦。同じ失敗は繰り返さない。