日本ハム大谷 アリゾナC「100点」

 「日本ハム春季キャンプ」(15日、ピオリア)

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が15日(日本時間16日)、アリゾナキャンプを打ち上げ、初の海外キャンプを「100点」と自己採点した。この日、キャンプを電撃訪問したドジャース・前田健太投手(27)から激励を受けた二刀流。18日から始まる沖縄・名護キャンプで、さらに調整ピッチを加速させる。

 有意義な練習ができた。プライベートでもアメリカ生活を満喫できた。一本締めのあと、大谷は「すごくいいキャンプだったと思います。野球だけじゃなく、いい経験ができた。100点でいいんじゃないですか」と胸を張った。

 将来的なメジャー移籍願望を持つ大谷にとって、全てが新鮮な経験だった。メジャー歴代2位の通算601セーブを誇るホフマン氏や野茂英雄氏とも対面。“先輩”たちから数多くの金言を授かった。この日もキャンプを間近に控えるドジャース・前田から激励され、「いい刺激を受けました」と喜んだ。

 米国でも二刀流として高評価を受けた。10日の実戦初登板では2回を無失点4奪三振。打者としても実戦通算で12打数6安打、打率5割の好成績を残した。打撃面での成長を感じ取った栗山監督は「もう少し打撃(の試合間隔)を詰められないか、試したい」と、今季は登板翌日の野手出場を視野に入れる。

 休日や練習後には外食や買い物にも出掛けた。よく使った単語を問われ「サンキューじゃないですかね」と笑わせた。「シーズン開幕に向けて頑張るだけです」。満点のアメリカキャンプを終え、沖縄・名護でさらにギアを上げていく。

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