ヤクルトドラ1原樹 21日阪神戦に自信

 「ヤクルト春季キャンプ」(16日、浦添)

 ヤクルトのドラフト1位・原樹理投手(22)=東洋大=が16日、山田哲人内野手(23)から決め球のシュートに太鼓判を押された。

 ブルペン投球の際、打席に立った山田に3球の真剣勝負を挑んだ。直球を2球続けたが、山田のイメージではいずれも本塁打。3球目のシュートも山田から「レフトスタンド」とジョーク交じりに宣告された。だが原樹は「(山田さんから)『シュートが良かった』と言ってもらいました。自信になりました」と手応えをつかんだ。

 この日は2度目のフリー打撃に登板し、41球でヒット性は3本と上々の仕上がり。実戦デビューは21日のオープン戦・阪神戦(浦添)。虎打線を自慢のシュートで封じ込めて、開幕ローテ入りをたぐり寄せる。

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