ロッテドラ1平沢、1軍へ第1関門突破

 「ロッテ春季キャンプ」(16日、石垣島)

 ロッテ・ドラフト1位の平沢大河内野手(18)=仙台育英=が、開幕1軍への第一関門を突破した。伊東監督が16日、平沢を20日・中日戦(北谷)と21日・日本ハム戦(名護)のメンバーに入れることを明言した。14日の台湾・ラミゴ戦で適時三塁打を放つなど、高い能力を発揮しているルーキーに及第点を与えた。

 次のハードルは23日から28日までの宮崎遠征。伊東監督は「平沢は話題性があるので帯同させたいが、今のところショートしかできない。他の選手は他のポジションもできる。固定よりいろいろ守れた方がいい」と説明。複数ポジションを守れる守備力を1軍生き残りへの条件とした。

 「競争は激しいので少なくともセカンドとショートはできないと」と平沢。マルチプレーヤーへの進化で第二関門も通過する。

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