G長野、30分の“鬼ノック”に悲鳴!
「巨人春季キャンプ」(17日、那覇)
巨人・長野久義外野手(31)が17日、下半身強化のため、異例の内野での早出特守を敢行。井端弘和内野守備走塁コーチ(40)から、約30分間の“鬼ノック”を受けた。
全体練習前から、グラウンドには「アーッ!!」と悲鳴が上がっていた。「もう一度、下半身をやった方がいい」と、井端コーチと大西外野守備走塁コーチが指名。この日は二塁の位置で113本の打球を受けた。「腰低く!」「まだ余裕あるよ!」など2人に鼓舞され、右へ左へ揺さぶられた長野。その後のランチ特打、フリー打撃でもバットを振り込んだ。
昨季は14年11月に受けた右肘、右膝手術の影響もあり、打率も自己ワーストの・251。術後1年以上を経過し、高橋監督も「コンディションも去年よりいいはず」と期待を寄せる。次のクールにも早出特守を受ける予定で「体が元気なんで、練習できる時はしっかりやらないと」と、さらに磨きを掛ける予定だ。新選手会長が鋼の下半身を持ち、プレーでチームを引っ張る。