中日・若松 3被弾6失点「収穫ない」
「オープン戦、中日4-9ロッテ」(20日、北谷)
ピンポン球のように打球が飛んでいった。2回で計3発、6失点。「オープン戦で最初に投げさせてもらったのに…。こういう結果になって申し訳ない」。痛打を浴びた中日・若松駿太投手(20)は唇をかんだ。
「疲れもあって、下半身の粘りがなかった。今日は収穫はないです」と悔しさだけをにじませた。この経験を生かすも殺すも自分次第。この日はいずれもボールになったが、新球シンカーを2球投げるなど、投球の幅を広げようと試行錯誤する日々だ。
「次があるかわからないですけど、投げさせてもらえるならテンポよく投げたい。直球も変化球ももっと精度を上げていかないと」。昨季10勝を挙げ、大きくなった期待と責任。次回こそはそれに見合う投球が求められる。