楽天オコエにチャンス静岡遠征1軍帯同
楽天・梨田昌孝監督(62)は26日、ドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一=を、3月10日から4日間の静岡遠征に帯同させる方針を示唆した。既に同月3~6日の倉敷4連戦までの帯同は明らかにしていたが、その後も引き続きチャンスを与えることになった。
実戦で連日のように結果を残しているゴールデンルーキーが、開幕1軍へ向けてさらに前進した。オコエは3月8日に高校の卒業式に出席予定。いったんチームを離れて東京に戻るが、その後について指揮官は「東京からだったら、(2軍が練習を行う仙台より)静岡の方が近いでしょ」と話した。
3月の第2週ともなれば、各球団は1軍の主力投手が登板し始める。「1軍の主力級の投手との打席を見てみたい」と池山打撃コーチ。首脳陣には、じっくり見極めていきたいという狙いもあるようだ。
試合のなかったこの日、オコエはアイビースタジアムで全体練習に参加した。27日の韓国・斗山戦(お倉ケ浜)、28日の練習試合・オリックス戦(SOKKEN)では、いずれもスタメンではなく途中出場する予定。オコエは「常に行けるように準備をしていきたい」と様々な起用法にも対応していく。