ヤクルト小川3年連続の開幕投手決定
「オープン戦、巨人4-2ヤクルト」(27日、東京ドーム)
3年連続の大役を射止めた。ヤクルト・小川がオープン戦初先発し、2回を3安打1失点。試合中に真中監督から開幕投手を通達された。
初回は力みもあり、2死後に3連打を浴びて先制点を献上。だが二回は三者凡退に抑えた。「立ち上がりに失点してしまった」と反省したが、「次の回に修正できた」と収穫も口にした。
降板後、監督室で指揮官から「しっかりローテを守って欲しい。一人で背負わないで、みんなの力を借りるくらいの気持ちで投げろ」と開幕戦先発を任された。当初は28日・巨人戦に先発する石川の結果も踏まえて決定される予定だったが、前倒しの決断に右腕の心は熱く震えた。
「選んでいただいたので責任感を持ってやりたい。万全の状態で開幕を迎えたい」。小川は力強く言い切った。開幕前哨戦は課題が残ったが、本番では必ず抑え込む。開幕G倒を成し遂げ、エースの務めを果たす。