中日ドラ1小笠原、荒れ荒れ初実戦
「練習試合、中日5-10LG」(28日、北谷)
中日のドラフト1位、小笠原慎之介投手(18)=東海大相模=が28日、ほろ苦い実戦デビューを味わった。韓国・LGとの練習試合で七回に登板し、1回1失点。初めて臨んだ実戦で課題を残した。
速球に強い韓国打者に対して「真っすぐを試したい」と臨んだが、球が荒れる。先頭を歩かせると、続く打者にはストライクが入らず連続四球。内野安打も重なって1死満塁から右犠飛で生還を許した。
それでも直球は軒並み140キロ以上を計測。キャンプ最速タイとなる146キロも出した。自己採点は50点も「上々な出だしだと思う」と谷繁監督。森ヘッドコーチも「投げたこと自体が収穫」とうなずき、予定通り3月6日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)は「投げさせてやる」と明言した。