勝谷氏×広沢氏虎トーク!金本監督期待
コラムニスト・勝谷誠彦氏(55)が1日、神戸市のサンテレビで、自身が司会を務める同局のトーク番組「カツヤマサヒコSHOW」(関西ローカル、土曜、後11・30)の収録に臨んだ。プロ野球解説者の広沢克実氏(53)をゲストに招き金本阪神へエールを送った。
根っからの阪神ファンで知られる勝谷氏。それだけに2003年に阪神で現役生活を終え、07年から2年間、打撃コーチを務めた広沢氏の登場に「うれしいな、タイガースファンとしては」とご機嫌。年齢が2歳差と近いことから、気さくな虎トークが展開された。
まずは、スローガンに「超変革」を掲げた金本新監督について、勝谷氏は「リーダとして、アニキとしてのスタンスがすごい」と絶賛。これに広沢氏も「金本監督は元気でやってましたよ」と春季キャンプ視察を通じて感じた雰囲気の良さに太鼓判を押した。
虎党にとって気になるのは、近年見せるシーズン終盤での失速。その反省を踏まえ、チームは春季キャンプのメニューにリレーなどを取り入れ体力強化に励んでいる。勝谷氏も「今年は、ものすごく基礎体力作りをしてるでしょ。あれが9月くらいに生きてくるんじゃないかな」と期待した。
懸念材料として話題に挙がったのは、呉昇桓やマートンの退団。ただ、巨人は代打の切り札で活躍した高橋由伸が監督に就任。さらに広島から前田健太、ヤクルトからバーネットが抜ける。これらの他球団の状況も踏まえ、広沢氏は「セ・リーグのチームは、ほとんど戦力ダウンしているので、タイガースにチャンスはあります」と分析した。
この広沢氏の“逆説的視点”に勝谷氏も「(他の評論家は)何がアップしたという話ばかりだけど、お互いに落ちていくからという話はおもしろい」と感心していた。
なおこの日の模様は、4月9日放送分で紹介される予定。