燕ドラ1原樹4回0封!開幕ローテ前進

 「オープン戦、DeNA1-2ヤクルト」(3日、横浜スタジアム)

 実戦派であることを証明した。ヤクルトのドラフト1位の原樹理投手(東洋大)が先発し、4回を4安打無失点。開幕ローテ入りへ大きく前進した。

 ピンチを背負ってもひるまず勝負を挑んだ。三回には2死一、二塁で4番の筒香を迎えるとカットボールで詰まらせて遊飛に仕留めた。「狭い球場で、強気に攻めていこうと思った」と振り返った。

 二回から3イニング連続で先頭打者に安打を浴び「先頭バッターをたくさん出してしまった」と課題は残した。それでも先輩の小川から助言された右足にしっかり体重を乗せるフォームを試した効果もあり、粘りの投球で得点を許さなかった。

 これで実戦2試合で計6回無失点。真中監督は「安心して見ていられた。今日の内容なら問題ないと思います」と絶賛した。次回は12日のソフトバンク戦に先発する予定。開幕2カード目となる29日からの阪神3連戦で、公式戦デビューする可能性も出てきた。

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