G由伸監督 伝統の一戦は真っ向勝負だ
巨人・高橋由伸監督(40)が3日、6日に行われる今季初の阪神戦(甲子園)に向けて、真っ向勝負を宣言した。新4番のギャレットやドラフト2位・重信(早大)ら、新戦力の出場について「隠さないよ。そのうち全部ばれるじゃん。1年間やる球場だから、そこで一度プレーした方がいい」と、経験を優先させる方針を示した。
すでに新戦力の情報収集も開始していることを明かした。開幕後、阪神との対戦は4カード目。時間的な余裕はあるが「高山とか横田とか、あとは外国人。やっぱり新しい人だよね」と、警戒する選手の名前を口にした。
この日は札幌から大阪に移動後、関西の財界人が出席して行われた燦燦会の総会に出席した。壇上では「阪神タイガースも金本監督を迎え、巨人同様に注目を集めるでしょう。甲子園での阪神戦は独特な雰囲気がありますが、その中でしっかりとした力を発揮できるチームを作りたい」とあいさつ。宿敵へのライバル心をメラメラと燃やした。