ロッテ大嶺祐、聖地で躍動 5回6K

 「オープン戦、阪神2-4ロッテ」(5日、甲子園球場)

 ロッテ・大嶺祐が「思い出の地」で涌井、石川に続く、開幕ローテの座をグイッと引き寄せた。5回1失点と好投し、奪った三振数は6。得意のカーブでストライクを先行させた。「しっかりと投げることができてよかった。これからは球に強さを求めてやっていきたいと思います」と話した。

 2月20日のオープン戦初戦となった中日戦は4回無失点、同27日のソフトバンクとの練習試合は2回無失点。任された試合で結果を出し続けている右腕に、伊東監督は「自分の投球ができていた。安心して見ていられた」と評価した。

 八重山商工時代に出場した06年センバツ1回戦で、大嶺祐は高岡商から毎回の17奪三振をマークした。あれから10年。その聖地で見せた投球が今季のさらなる飛躍を予感させた。

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