ソフトB工藤監督 先発陣に40完投指令
ソフトバンクの工藤公康監督(52)が7日、先発陣に「40完投指令」を出した。2年連続日本一となった昨季は完投数は10しかなったが、大幅増の数字で救援陣の負担を軽減することが狙いだ。
今季の戦いについて持論を展開した。「先発陣には40完投してほしい。あくまで理想だけど不可能ではない。(先発ローテが)5人なら1人8回。6人なら、6か7回でしょ。年間に6、7回はできない数字じゃない」
「40完投指令」が実現すれば救援陣の負担が軽減する。「(救援陣には)60試合以上は投げさせたくない」と持論を展開。登板過多が翌年以降のパフォーマンスや投手個々の選手生命に影響することを考慮したもので、指揮官は「先発がそれだけ投げてくれると助かる」と願った。