ハムドラ6横尾 雄星撃ちで開幕1軍前進
「オープン戦、日本ハム4-2西武」(10日、鎌ケ谷スタジアム)
日本ハムのドラフト6位・横尾俊建内野手(慶大)が“菊池撃ち”で開幕1軍へ前進した。菊池との初対決となった二回。2死三塁での打席で、2ストライクと簡単に追い込まれたが、3球目の低めのスライダーを鋭いスイングで左前へ運んだ。
1日の巨人戦以来、オープン戦2本目の適時打。「格上の選手相手に自分のやるべきことがしっかりできました」と177センチ、90キロのポッチャリ君は丸い顔をほころばせた。
この一打が唯一の失点となった菊池に「スイングが速くベンチでもいい打者と言っていた。データを集めて対策をしないと」と言わしめた横尾。栗山監督も「(1軍入りへ)高い位置」と高く評価。存在感が日に日に高まっている。