ヤ・ドラ1原樹、鷹狩り開幕ローテ当確
「オープン戦、ヤクルト3-4ソフトバンク」(12日、ヤフオクドーム)
ヤクルトのドラフト1位・原樹(東洋大)が、自己最長の5回を投げ、3安打無失点。開幕ローテ入りを決めた。今季対外試合無敗のソフトバンク打線に三塁も踏ませず手玉に取った。
「全体的によかった。しっかりコントロールできていて攻められている。順番はいろいろ考えるが、使ってみたい。よし、当確!残り2枠の競争になる」。真中監督は小川、石川、館山の3本柱に次ぐ『第4の先発』に指名した。
ソフトバンク戦登板が決まってから、ストレスで小鼻に大きなニキビができ、試合前は「KOされる姿が何度も頭をよぎった」と言う。だが「明日の新聞に『洗礼』と書かれたくないと思って頑張りました」とにっこりと笑った。
次回は19日の日本ハム戦(札幌ドーム)。この日の堂々たる44球で、計11イニング無失点。もう競争の範ちゅうからは抜け出した。ローテ投手の1人として開幕を見据えた投球となる。