西武・森 開幕1軍へ「結果が欲しい」
西武の森友哉捕手(20)が18日、開幕前最後の実戦3連戦で開幕1軍を懸ける。「残り試合が非常に大事になってくる。結果が欲しいです」。19日のDeNA戦(西武ドーム)から始まるオープン戦3連戦で、首脳陣への猛アピールを狙う。
捕手再挑戦で精彩を欠いた森は、持ち前の打力を生かすため今季も右翼などでの起用が決定。ところが、オープン戦で一時打率1割台に低迷。さらに右翼を争う坂田が打率4割超えで、同じく打力が武器の山川も好調と崖っぷちに立っている。
それでも、ここ3試合は2軍戦も含め、8打数6安打3打点で打率・750。連日の早出打ち込みなどで復調の兆しを見せている。この日も本拠地での全体練習で精力的に汗を流し「打つ方でアピールしないといけない。開幕のつもりでやる」と意気込む。
田辺監督も今回の3連戦を“最終試験”と位置づける。「開幕1軍を決める材料となる。大いに(坂田や山川らと)争ってほしいね」と奮起を促した。森が自慢のフルスイングで、2年連続の開幕1軍をたぐりよせる。