Gドラ2重信、由伸監督以来の偉業だ
巨人のドラフト2位・重信慎之介外野手(22)=早大=が23日、高橋由伸監督(40)以来となる“偉業”を視界に捉えた。球団の新人外野手では、98年の高橋監督以来となる開幕スタメンが有力となっており「もし出場できたら必死にやるだけ」と、気合を入れた。
東京ドームで行われた全体練習。重信は左翼での守備練習とバント練習を入念にこなし、「2番・左翼」での出場が見込まれる25日のヤクルト戦へ準備を整えた。
高橋監督は重信が開幕スタメンとなれば自身以来ということを聞き、「長野は違うの?」と驚いた様子。その可能性について問われると「決めてないけど、予想して書いて」と、意味深な笑みを浮かべてはぐらかした。
オープン戦で打率・184と低迷。だが、持ち味の快足で数字以上のインパクトを残した。重信は「出塁することが一番の仕事。塁に出ないと自分の良さが出ない」。暗い話題の続く巨人で、ルーキーが希望の星となる。