ロッテ涌井7回0封 大谷に投げ勝った

 「ロッテ3-2日本ハム」(25日、QVCマリンフィールド)

 ロッテ・涌井が大谷とのエース対決を制した。これぞチームの顔。7回4安打無失点。三塁も踏ませぬ好投。本拠地開幕戦で開幕星を呼び込んだ。

 自らの失策で招いた初回2死二塁。いきなりポイントに挙げていた中田との対戦を迎えた。一気にギアを上げると、146キロの直球を外角いっぱいに投げ込み、見逃し三振に切って捨てた。

 「内容が良かった。思っている以上の投球をできた。中田のところで三振を取れたのが、その裏の攻撃につながった」

 通算7度目の開幕投手。昨年、最多勝を分け合った敵軍エースとの投げ合いを制した。貫禄たっぷりの投球で完勝。余裕残しの103球でバトンをつないだ。

 「投げたいとは思っていましたが、交代と言われたので、ハイと」。完封できる自信も体力もあったが、開幕戦を勝利で飾った事実が何よりの収穫。お楽しみは次に取っておこう。涌井がチームを軌道に乗せた。

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