ヤクルト、投壊で5年ぶりの開幕連敗

 「巨人10-5ヤクルト」(26日、東京ドーム)

 ヤクルトが宿敵・巨人の勢いにのみ込まれた。投手陣が10失点とめった打ちを食らい、5年ぶりの開幕連敗スタートとなった。

 左のエース、石川の乱調が大誤算だった。生命線の制球力が定まらず、0-0の二回に亀井の左中間適時二塁打などで2点を失い、三回にはクルーズに左越え3ランを浴びた。早々と4回8安打5失点で降板。真中監督は「上ずっているボールが多かった。立ち直る前につかまった」と厳しい表情。左腕は「味方が点を取るまで粘らないといけなかった」と反省した。中継ぎ陣も悪い流れを断ち切れなかった。

 第3戦の先発はドラフト1位・原樹(東洋大)に託す。「期待したいと思います」と指揮官。フレッシュな力で負の連鎖を止める。

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