ヤクルト5年ぶり屈辱…3連敗スタート
「巨人3-2ヤクルト」(27日、東京ドーム)
待望の今季初勝利はスルリと逃げた。2-1の八回、ヤクルト3番手の秋吉亮投手が巨人・ギャレットに痛恨の逆転2ランを浴びた。5年ぶりの開幕3連敗となった真中監督は「何とか1つ勝ちたかった。結果を受け止めるしかない」と険しい表情で声を絞り出した。
守護神のオンドルセクが、首の張りを訴えベンチ入りメンバーから外れる緊急事態で、中継ぎ陣が踏ん張れなかった。プロ初登板初先発のドラフト1位・原樹(東洋大)が、6回1失点と好投しただけに「うまくいかないですね」と指揮官は嘆いた。
29日から神宮で阪神と3連戦を行う。「一から出直すつもりでやりたいです」。昨季の王者が、本拠地で仕切り直しだ。