ハム大谷流して1号!自己最高5打点も

 「日本ハム13-3オリックス」(29日、札幌ドーム)

 「6番・指名打者」で、今季野手初出場した日本ハム・大谷がいきなりエンジン全開だ。今季1号アーチを含む2安打、自身初の5打点。開幕戦で敗戦投手となった悔しさをバットで晴らした。本拠地開幕戦でお立ち台に上がり「僕自身、悔しい思いもありました。なんとかバットで晴らせてよかった。スッキリしました」とほおを緩ませた。

 1打席目に中犠飛を放ち初打点。これぞと大谷という打撃は3打席目だ。五回無死一、二塁。右足を上げ、思い切り振り抜いた直球を左翼方向へかっ飛ばした。チーム1号は中田でもレアードでもなく二刀流の大谷だった。「もともと左中間が基本の打撃なので」と誇らしげに振り返った。

 今年は二刀流反対論者を納得させる結果を残すと誓う。昨季は打率・202、5本塁打と自己ワーストの成績。シーズンオフの昨年11月。鎌ケ谷での自主練習中、栗山監督と面談を行った。

 「結果を出さないと使えないんだ」。指揮官にも一つに絞るべきと批判の声が耳に届く。結果を出さないと二刀流消滅の可能性もあると打ち明けられ、大谷は米キャンプから投手練習の合間にもマシン打撃を行ってきた。猛練習の成果が出た。

 今年への手応えについて「コースを絞ったり、配球パターンが頭に入ってきた」と自信も芽生えてきた。4年目の大谷は野手としても飛躍の年にする。

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