ロッテ伊東監督、デスパイネに打撃指導
ロッテ・伊東勤監督(53)が3月31日、デスパイネに打撃指導を行った。開幕3連戦は12打数6安打と大暴れした主砲だが、楽天2試合は7打数無安打。本塁打を意識するあまり、ボール球に手を出し、強引な引っ張りにかかっている現状に手を打った。
伊東監督は「若干力んでいるね。ワンバウンドを見極められているが」と、右方向を中心とした本来の打撃を求めた。
「ストライクを打てばいいと思う」。本人も突如の不調が本塁打の狙い過ぎだと気づいている。「手首が返っている。スピンがかかり打球が伸びていかない。前にヘッドが出るようにしたい」。1日のオリックスの先発は金子。伊東監督は「中軸が打開してくれないとね」と、デスパイネの復調に期待した。