オリックス吉田正 連続試合Hストップ
「オリックス2-6ロッテ」(2日、京セラドーム大阪)
新記録達成はならなかった。オリックスのドラフト1位・吉田正尚外野手(22)=青学大=は2打数無安打に終わり、開幕から続いていた6試合連続安打がストップ。ドラフト制後のプロ野球新記録となる新人での開幕から7試合連続安打を逃した。
「打てるチャンスがある中で打ち損じだ。続けるのは難しいなと思った」
初回無死は右飛。三回2死二塁と、五回2死二塁は、ともに四球を選んだ。ラストチャンスの七回2死は力のない三飛。敗戦も重なり、試合後の表情は硬かった。
それでも81年の原辰徳(巨人)、01年の佐藤友亮(西武)が持つ記録に並んだ事実は変わらない。
連続試合安打が伸びるにつれて周囲が盛り上がり、「多少は意識した」と振り返る。今までにない重圧の中でプレーしたことも財産となった。
「日が変わった後の1打席目を大切にしたい」。吉田正は気持ちを切り替え、不動のレギュラーを狙う。