巨人・菅野智之投手（２６）とアーロン・ポレダ投手（２９）が４日、阪神のドラフト１位・高山封じを誓った。両投手は５日からの阪神戦３連戦に先発予定。菅野は「新人には打たれたくないですから。いい選手には違いないと思うので」と闘志を燃やした。

　５日に先発予定のポレダは、昨季８勝中５勝が阪神戦の虎キラー。開幕から１番に座り、存在感を放ち続ける高山について「会話の中に出てくる」と認知済み。「自分の強みを意識した投球で勝負したい」と自信をのぞかせた。

　一方の菅野は６日に先発予定で、３月３１日のＤｅＮＡ戦に続き中５日で臨む。「最初の対戦は大事なので、嫌な印象を与えられたらいいなと思います」と苦手意識を徹底的に植え付ける考えだ。

　この日の２人は投手指名練習に参加し、キャッチボールなどを行った。チームはここまで３カード全てで勝ち越しており「流れに乗っていいピッチングをしたい」と菅野。先発ローテを引っ張る２人が若虎の進撃を阻み、勝利につなげる。